ジョン・コッシュ John Kosh  アート・ディレクター、デザイナー

John Kosh (1969)
1969年 当時のジョン・コッシュ
 

Rockの歴史とともに歩いたデザイナー、ジョン・コッシュ(John Kosh )。
ジョン・レノンに誘われて、Apple Recordのアート・ディレクター、デザイナーに。
Appleのほとんどのアルバム・デザインを手がけた。Apple時代最後のKOSHの仕事は、
ビートルズのラストアルバム「Let It Be」。その後、イギリスを代表するロック・
アーティストたちの多くのアルバム・デザインを手がける。
Koshは、Familyの“Band Stand”などに代表される変形ジャケットの名手としても有名。
まさに彼がデザインしたロッド・スチュワートの“The Atlantic Crossing”(太平洋横断)さながら、
Koshも74年渡米、同じApple Recordで仕事をしていたproducerのピーター・アッシャーと再会。
彼の新しいアメリカでの歴史がはじまる。リンダ・ロンシュタットのカバー・デザインで
グラミー賞アルバムデザイン部門でグラミーを3度の受賞。
そして、 イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』で彼らの音楽にあわせたロックの黄昏を、
それにふさわしい豪華ジャケットで飾ってみせた。彼のデザインした数多くのジャケットは、
イギリスからアメリカへ移行する中で巨大化するロック・ビジネスの歩んだ歴史そのものといえる。
Koshのデザインには派手な演出はない。あくまでもアート・ディレクター、デザイナーに徹した職人に

見えるが、これらのロック史を彩るカバーからは、Kosh独自のデザイン(その後の
アルバム・デザインに大きな影響を与えた)発見することができる。

 

ジョン・コッシュのおもなデザイン作品

 
  Atlantic Crossing
コッシュ、初のアルバム・デザインは「アビーロード」だった
コッシュは、Appleでの初めての仕事は“Abbey Road”だと語った。そして彼の「クレジットも、英国盤の初盤にはあったのだが」と
言うのだが、下はその英国盤の初盤。
アビー・ロード クレジット

The Beatles “ABBEY ROAD”(1969 )photograph : Iain Macmillan  裏面のクレジット部分に注目