Rockの歴史とともに歩いたデザイナー、ジョン・コッシュ(John Kosh )。
ジョン・レノンに誘われて、Apple Recordのアート・ディレクター、デザイナーに。
Appleのほとんどのアルバム・デザインを手がけた。Apple時代最後のKOSHの仕事は、
ビートルズのラストアルバム「Let It Be」。その後、イギリスを代表するロック・
アーティストたちの多くのアルバム・デザインを手がける。
Koshは、Familyの“Band Stand”などに代表される変形ジャケットの名手としても有名。
まさに彼がデザインしたロッド・スチュワートの“The Atlantic Crossing”(太平洋横断)さながら、
Koshも74年渡米、同じApple Recordで仕事をしていたproducerのピーター・アッシャーと再会。
彼の新しいアメリカでの歴史がはじまる。リンダ・ロンシュタットのカバー・デザインで
グラミー賞アルバムデザイン部門でグラミーを3度の受賞。
そして、
イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』で彼らの音楽にあわせたロックの黄昏を、
それにふさわしい豪華ジャケットで飾ってみせた。彼のデザインした数多くのジャケットは、
イギリスからアメリカへ移行する中で巨大化するロック・ビジネスの歩んだ歴史そのものといえる。
Koshのデザインには派手な演出はない。あくまでもアート・ディレクター、デザイナーに徹した職人に
見えるが、これらのロック史を彩るカバーからは、Kosh独自のデザイン(その後の
アルバム・デザインに大きな影響を与えた)発見することができる。